カードローン会社の良い客にならない事が、借金返済の重要点
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カードローン会社は20代くらいの人に借りて欲しいと思っている
カードローン会社では、大学三、四年生くらい、二十代前半の若い人がカモとして考えられています。
理由は二つあります。一つは、本人が返済できなくても、親が清算してくれる可能性が高いことです。
要するに、取りっぱぐれがないわけです。
もう一つの理由は、若いうちに客として取り込んでおくと、サラ金業者は「少しずつ、長く稼げる」からです。
サラ金業者としては、
「いかにして。優良顧客を囲い込むか」が勝負の分かれ道になります。
貸金業者、若い層をターゲットにして、積極的にアプローチしています。
今はカードを使い慣れているので、カードローンに対して抵抗のない人が増えている
世の中はカード時代です。
電車やバスまでカード乗車券で乗れるし、クレジットカードやさまざまな種類のプリペイドカード、メンバースカート、お店のスタッフカードまで、たくさんのカードを入れている、それがもう当たり前になってきました。
当然、二十代前半の人たちはクレジットカードを利用することに慣れており、気軽にキャッシングをしたり、リボ払いで高価な買い物をしたりして、「借金をしている」という意識もないままに負債を抱える傾向があります。
さらにそこから闇金に手を出すような人も出てきます
ある程度カードローンを利用して、枠がいっぱいになった後、そこから最終的に金利の高いサラ金、さらにはヤミ金に流れる可能性は非常に高いといっていいでしょう。
参考文献:奄美の借金係長 きく孝一著
借金返済において大切な事
借金返済において大切な事、それは、とにかくお金が残る流れを作る事です。
実際に稼いでる金額の人がやっている生活レベルよりも、もっと落とした生活レベルをすれば、お金が残っていきます。
とにかく最低ランクの生活レベルをしていけば、支出という面では良くなります。
ですが、この話、簡単な話ではないですよね。
生活レベルを最低ランクにするには、まずとにかくお金を使わないで過ごす事から考えていかなければなりません。
ですがそればっかりでは息が詰まります。ストレスがたまってしまうのです。
できるだけ苦労、負担を少なくしたままお金を残し、返済に充てたい、その為には、まずできる事と言えば、支出全体を俯瞰するという事が大事です。
借金返済を効率的に進めるには自分を評価するしくみを作る事が大事
具体的には自分が支払ったシチュエーションの全てでレシート、領収書をもらい、それを集めておき、集計する時間を作って家計簿をつけていくのがいいでしょう。
特に、大学三、四年生くらい、二十代前半の若い人にとって、金銭管理は簡単な事ではありません。
何年か取り組んで、お金の管理ってだんだん上手になっていくものですからね。
2015/06/27