借金返済学

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実例から専門家が語る!借金返済不可能な人が具体的にどうすればいいのか

私は、以前債務整理の相談者として法律事務所で働いていました。

法律事務所の債務整理を担当する窓口で7年間働きました。その間、債務整理の案件を多く扱った経験から、「借金をしてしまう人の傾向と対策」についてお話させていただきます。

経験上、借金に困っている方にはいくつかのパターンがあると感じています。

パターンごとに解説していきましょう。

1)巻き込まれた形で借金を背負ってしまった人

(1)連帯保証人

「友人Tに頼まれて連帯保証人の欄に印鑑を押したところ、金融機関から『Tさんが支払わなかったのであなたが払ってください』という通知が来た。Tとは連絡がつかない」などという話、よく聞きますよね。悔しいかもしれませんが、印鑑を押してしまった以上、支払わなくてはなりません。
「絶対に迷惑はかけないから連帯保証人になって」と言っていた人に結局迷惑をかけられた、という話は、法律事務所で勤めていた間、何度聞いたかわからないくらいよくある話でした。安易に友人や親戚の連帯保証人になるのは絶対にやめましょう。軽い気持ちで押した印鑑で、その後の人生が大きく変わってしまいます。金額が多いと破産せざるを得なくなり、その後住宅ローンを組めなくなったりもしてしまいます。

(2)名義貸し

「巻き込まれ型」のもう1つの類型として、「名義貸し」が挙げられます。自分名義で借りたお金を友人に渡し、返済は友人が行うはずだったのに連絡が取れず、結局自分が払う羽目になる…というパターンです。
これは保証人ですらなく、借りたのが本人なのですから、当然払わなくてはなりません。

どちらの場合も「友人に頼まれる」ことがほとんどです。気軽に保証人になることを頼んでくる人とは距離を置くべきですし、名義貸しはもってのほかです。自分の生活を守るため、毅然とした態度を取ることが大切です。

2)自分自身が原因で借金をしてしまう人

(1)生活に本当に困っているタイプ

絶対的に収入が少なく、どんなに切り詰めても生活費が足りなくなってしまい、借り入れをしてしまう…という人です。
このタイプの人は、一旦借入をしてしまうと「借入分がないと生活できない」という状態になってしまいますし、もともと生活が厳しいので十分に返済することはできません。そのため、よくて自転車操業状態、もしくはどんどん借入が膨らんでいく負のループに入ってしまいます。

返済が厳しいと思ったら、まずは収支を見直します。このタイプの人はすでにぎりぎりまで切り詰めている人も多いのですが、念のため再度家計を確認してみましょう。携帯代や交通費など、意外とまだ節約できる余地が残っていたりします。

次に、収入を増やす方法を考えます。さしあたって方法として考えられるのは転職。もっといい条件の仕事があるのであれば、積極的に転職を検討しましょう。

時間的・身体的に余裕があるのであれば、借金を返済するまでの間、アルバイトを増やしてもいいですね。

次に考えるのは「公的支援」です。

  • 生活保護
  • 児童扶養手当
  • 年金

など、受給資格があるのに受給していない場合、手続きを行いましょう。

生活保護:
「働いていたら生活保護は受けられない」と思っている人が多いのですが、「無職じゃないと受給できない」というわけではありません。厚生労働大臣が定める「最低生活費」に自分の収入が達していなければ、その差額を受給することが出来ます。

また、状況によって医療扶助(医療費がかからなくなる)や住宅扶助(家賃がかからなくなる)など一部の扶助だけを受けることも可能なので、是非市役所や区役所などに相談してみましょう。

「門前払いされた」というようなニュースを見て不安に思っている人も多いかもしれませんが、あれは特別なケースがセンセーショナルに報道されているというだけの話で、ほとんどの場合、きちんと対応をしてくれます。

もし「以前ひどい扱いを受けた」という経験があるのであれば、弁護士によっては申請に同行してくれる場合もありますので、相談してみてくださいね。

児童扶養手当:
シングルマザー・シングルファザーの場合、「児童扶養手当(以前の「母子手当」)」を受給できます。しかし、「相手が離婚に応じてくれず籍は入った状態なので『児童扶養手当』を受給できない」という場合があります。その場合は是非弁護士に相談してみてくださいね。弁護士から通知を送るだけで、今まで頑なに拒否していたはずの離婚に同意してくれる、ということは意外と多いものです。

年金:
病気やけがで仕事ができない、もしくは限定的にしか働けないという場合、ご自身が「障害年金」を受給できないかどうか調べてみるといいでしょう。書類の準備などは必要ですが、きちんと手続きを経て受給が認められると、生活がぐっと楽になります。今まで加入していた年金の種類によって手続きは変わってくるので、年金事務所や市役所等で一度相談してみてくださいね。

(2)生活に困っているわけではないが、なんとなく借りてしまうタイプ

「飲み代が足りなかったので、駅の近くにあった消費者金融のATMでとりあえず借りた」「ネットでいい感じのバッグを買ったが、一括だと金額が大きくてなんとなくいやだったからリボにした」など、「ある程度の収入はある。切羽詰まっているわけではないがなんとなく借りちゃって、そこからなんとなく増えていって」というタイプです。

一見「うわあ…一番面倒なタイプ…」と思ってしまいがちですが、このタイプの人は「漠然と借りている」「本当は生活費は足りている」という場合も多いので、「なんとなく」を整理してきちんと家計を見直すと、その後は生活を立て直せることがほとんどです。

このタイプの人の特徴として、以下のようなものが挙げられます。

・借り入れ明細が届いても、その封筒を開けずに放っておく
弁護士に相談する際に「借金関係の書類を持ってきてください」とお願いするのですが、封を開けていない利用明細や督促状を持ってくる人がとても多いです。

・ATMの時間外手数料を多く支払っている
破産などを依頼された場合、依頼者が利用している通帳をコピーして見せていただくと、「手数料 108円」「テスウリョウ 216円」などの記載がたくさんあります。毎月1000円以上を手数料として支払っている人も少なくありません。

・携帯電話の「待ちうた」設定をしている
携帯に電話をかけたとき、普通の呼び出し音の代わりにJPOPなどの曲が聞こえてくるサービスのことですが、経験上、債務整理を依頼する人がこれを設定している確率は非常に高いです。携帯電話の契約時に「初月無料なので登録だけしてください、来月解約すれば手数料はかかりません」などと言われて設定し、その後解約するのを忘れて月々数百円支払っている場合がほとんどで、大抵ご本人に自覚はありません。

この3つに共通しているものが何か、わかりますか?どれも「お金に意識を向けていない」ということの表れなのです。

このタイプの人に必要なのは、ほんの少しだけでも「お金の流れに意識を向けること」。1つが気になり始めたら、他のお金の流れもどうなっているか気になってくるはずです。

例えば、

  • 借り入れ明細の「残金」の欄にボールペンで丸を付ける
  • 通帳を開いて、先月のATM時間外手数料の合計額を計算してみる
  • スマホで携帯料金のサイトを開き、加入しているオプションサービスを確認する

など、ちいさなことですが、やってみましょう。

さしあたって、これを読んだ人で借金に困っている人は、まず自分の携帯電話のオプションサービスを確認してみてください。「こんな設定した覚えないのに毎月108円払ってる!」というようなサービス、ありませんか?あるのなら、今解除してくださいね。

「あとで」じゃなくて「今」ですよ。

どうでしたか?

それがお金に意識を向けること、ひいては「借金生活から抜け出す」ことへの第一歩となるはずです。

「借金問題を弁護士に相談する」というのは選択肢の一つとして前向きに検討すべきだとは思いますが、自分で解決できるに越したことはありません。

まずは自分の状況をきちんと把握して、借金返済に努めましょう。

色々対策を行ったがそれでも返しきれない、厳しい、ということであれば、追い詰められる前に是非法律事務所に連絡をしてみてください。

実際に依頼するかどうかはともかく、現状を弁護士に聞いてもらうだけでもだいぶ気持ちが落ちついて、冷静に情報を整理できるようになりますよ。

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